アミノ酸液とはamino acid

What’s アミノ酸液

うまみ成分が凝縮された調味料

アミノ酸液とは、たん白加水分解物とも呼ばれ、広く加工食品に使用されています。大豆・とうもろこし・小麦等の植物性たん白質や、魚・豚等の動物性たん白質を原料に、酸や酵素などで加水分解されることにより作られます。食品にアミノ酸液(たん白加水分解物)を使用すると強いコクが生まれ、美味しさが引き立ち、仕上がりの味に大きな違いが生まれます。

歴史

100年以上、幅広く活用されています

アミノ酸液(たん白加水分解物)の製法は19世紀末にはヨーロッパで確立されていました。日本では1930年代から作られるようになり、広く加工食品に使われるようになりました。やがて醤油業界において製造技術や利用技術の改良進歩が行われ、製造の簡易化と品質向上を実現していきました。その後は食品の多様化の中で、加工食品の調味素材としての用途は増加。「うま味」や「コク味」のコストが安価であることから、醤油・たれ・漬物・ソースなど幅広い分野で、アミノ酸液は幅広く活用されています。